***** 第3回 「あとがき」
***** おもな変更 or 削除部分: もとはこうなっていました。 ***** [20と21の間][1枠分削除] ***** [25][部分変更](小文字は残してある部分)
このストーリーは、私が初めて書いたフィクションです。1999年のクリスマス前から2000年1月まで、3週間と少しかかったかと思います。サイトに作品を載せておられる方々なら、1日2日で書ける分量でしょうけれど。 June 2002 |
***** 第2回 「公開について」 編: やめなよ、ウケそうにないよ。誰でも考えつきそうなストーリーだし。なんでこうなっちゃうんだよ。 作: ありふれた筋はラブストーリーのお約束だ。 それに、別に何かを真似したわけじゃないぞ。 他の人の書いた「009のラスト」は、読んだことないもんね。 オリジナル100%どす。 編: それは「研究不足」と言うんだよっ。 おまけに、このジョーって、ハムレットの霊が取り憑いたみたいに、やたらによくしゃべるじゃん。 らしくないよ。 作: 「会話」で進行するって言ったの、誰だぁ? 編: し、しかし、くさいセリフの大サービスは、ワシら慣れとるでえーけど、お客様にはちょこっときついんでねゃーか? 作: 文句のあるお方様には、峠で勝負していただくことにしよう。 編: 整理券は自分で作って配るんだよ。 JAN. 2000 |
***** 第1回 「制作方針と諸問題について」 編: まず、全体の方針だけど、ジョーとフランソワーズのラブストーリーってことで。それを二人の会話で進行させる。マル作にとっては簡単便利だよ。 作: それと年齢なんだけど。原作の方ではわからないけど、新ゼロでの設定は19と17だったね。 そこからストーリー上で何年か経つから、けっこうな年になってしまう。 外見は変わらないんだけど、精神的には、どうかな。 編: べつにいいよ。どーせ押し通すんだろ。次にはずせないのが、「子供」。 「移民編」を無視しない限り、子孫は残さにゃならねゃーで。 作: 「そうでないと歴史が狂う」からね。 しかし、マタニティードレス姿のフランソワーズは、想像しがたい。ウェディングドレスだよ、似合うのは。 となると・・・・・。 編: 他にも困ることって、あるんだよ。「009は原子力で動く」って、原作でも新ゼロでも出てくるんだ。どうする?これ。 作: うーん、半径○○○メートル内立入禁止、ストーカー裁判の判決か?なんてイヤミを言っている場合ではない。 なにしろ原作者様は神様だ。全部そのままでいくぞ。 さいわい、ほかの00ナンバーが原子力を使っているという記述はないので、009だけということにすれば何とかなるかも。 編: それと、009の改造能力。 「まさか、加速装置だけというんじゃないだろうな」って、アポロンでなくても思うだろうけど。 原作でも新ゼロでも、「一番バランスが取れた」「完成度の高い」試作サイボーグということになっているね。 作: 「あとは 勇気だけだ!」、つまり「特殊な能力がない」のはなぜか、それを考えてみる必要があると思うよ。 この点については、原作の謎解きみたいにしてみたいんだ。 編: ラブストーリーということなら、「フランソワーズはジョーのどこが気に入っているのか」知りたいね。 女性からみて、ジョーって、つきあいたいタイプなんだろうか? 作: 「好き」に理由は必要ないけど、よく言われるように、母性本能に訴えるのかも。 で、性格付けは、原作よりさらに「純粋でやさしい」ことにした。 でもこれって一歩間違うとただの「ボケ」だ。コワイねえ。 編: 「天使編」や「神々との闘い編」は、どうする? 作: はは、天使様も神様も、来ないよ。だって、そういうのって、時間感覚が人間と違うだろうから、「すぐ来る」なんて言っても、100年後だったり。 編: 都合のいいヤツ。さすが「勝手に最終回」だけのことはあるなあ。 DEC. 1999 |